万世大路と大杭甲山
R13米沢砕石入口~滝上橋~栗子隧道米沢側杭口~国土地理院栗子山への踏跡~稜線~大杭甲山~小杭甲山との鞍部~栗子隧道福島側杭口~二ツ小屋隧道~東栗子トンネル福島側杭口
teku_teku登山部恒例の忘年会前の山行企画で万世大路の峰越に大杭甲山を追加、総勢12名で行ってきました。

日曜で米沢砕石さん休みなのでR13から少し入ったとこに車置かせてもらい歩きます。

今回は要所要所でトンネル屋さんM氏の解説付き。
11/18が土木の日とは知りませんでした。土木遺産を探訪するには最適な日かも。

万世大路を歩いて行きます。途中で山葡萄を収穫。
所々に排水を確保する溝堀工事がされていました。

米沢側の杭口
正面が昭和、右側に明治時代の隧道があります。

昭和の隧道入口。通行止めです、もちろん。

明治の隧道入口。
右側にある沢を詰めていくのが以前行われていたイベントの峰越ルートです。

我々は杭口の左側から踏跡を登ります。
昨年このルートで国土地理院の栗子山へ登っています。

急登を頑張る!
国土地理院の栗子山をピストンしてきた方お二人とスライド。
マイナーピークですがこの時期マニアの考える事は一緒ですね。

稜線に出ました。

米沢盆地に向かって東北中央道が山々を縫っています。

大杭甲山、地元では栗子山と言われている目立つピークです。

ここからは踏跡も無し。完全ヤブへ突入しますので古カッパで。

笹と低灌木、けっこう頑張らないと上がれません。

後続が離れてしまうので途中で待っていたらトップがどこを通ったのかさっぱりわからないくらいのヤブで単独でヤブ漕ぎしたかのような達成感でした。

大杭甲山に到着、眺めの良いピークです。

大杭甲山山頂からの吾妻連峰。
国土地理院の栗子山には踏跡はありますが展望はあまりありませんのでこちらの方が登りがいのあるピークですね。

昼飯を食うべくS氏が笹を刈ったら三角点らしき石柱がありました。
この時は三角点だと思い疑いは無かったのですが、後日大杭甲山には国土地理院の三角点は無く削除もされていないという事がわかりもっときちんと調べてくれば良かったかもしれません。

小杭甲山との鞍部に下ります。

ここもヤブで踏跡無し。低灌木が多い印象です。

鞍部に着くとピンクテープばバッチリ、隧道右の沢からの峰越を示しているものです。

本日teku部山行に初参加のK嬢、いきなりこんなヤブで申し訳ないと思ったのですが以外と好きそうで良かった。

沢型を下って行きます。下りルートをちょっと心配していたのですがピンクテープがあり迷うことはありませんでした。沢の源頭を下る感じなので滑りやすい箇所があり注意は必要です。

沢筋を下ります。ブナの葉もすっかり落ちました。

ヌメリと落ち葉で滑りやすい箇所もあります。

福島側の杭口に降りました。
オフのバイクが3台来ていました。

排水の溝が掘られています。ボランティアにしてはそうとう大変そう。

ひたすら歩いて二ツ小屋隧道。

中はきれいなもんです。

冬には氷柱ができるのでここまで来る人も増えたようです。もちろん福島側から。

朝集合した東栗子トンネルの福島側へ着きました。
ちょうどボランティアでこの万世大路を整備されている方とお会い出来ました。頭が下がります。
この後車を回収して終了。M氏の解説付きで楽しく歩けました。
本当は山を越した苦労でトンネルってありがたいね、という話になるハズなのですが、私は山ヤなので山を越すのは全く大変と思わず楽しめて、後半の道路型を歩くのが全くシンドかったです。足が壊れているせいもあるけど。
この流れで今晩はteku部忘年会が盛大に開催されました。
近頃何故か酒豪揃い、私はあんまり飲みませんが。




























































