登山用品 teku_teku の ブログ

「登山用品teku_teku」は 福島県福島市にある 小さな登山用品店です。

2018年11月

11/18(日)
万世大路と大杭甲山
R13米沢砕石入口~滝上橋~栗子隧道米沢側杭口~国土地理院栗子山への踏跡~稜線~大杭甲山~小杭甲山との鞍部~栗子隧道福島側杭口~二ツ小屋隧道~東栗子トンネル福島側杭口

teku_teku登山部恒例の忘年会前の山行企画で万世大路の峰越に大杭甲山を追加、総勢12名で行ってきました。

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日曜で米沢砕石さん休みなのでR13から少し入ったとこに車置かせてもらい歩きます。
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今回は要所要所でトンネル屋さんM氏の解説付き。
11/18が土木の日とは知りませんでした。土木遺産を探訪するには最適な日かも。
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万世大路を歩いて行きます。途中で山葡萄を収穫。
所々に排水を確保する溝堀工事がされていました。
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米沢側の杭口
正面が昭和、右側に明治時代の隧道があります。
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昭和の隧道入口。通行止めです、もちろん。
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明治の隧道入口。
右側にある沢を詰めていくのが以前行われていたイベントの峰越ルートです。
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我々は杭口の左側から踏跡を登ります。
昨年このルートで国土地理院の栗子山へ登っています。
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急登を頑張る!
国土地理院の栗子山をピストンしてきた方お二人とスライド。
マイナーピークですがこの時期マニアの考える事は一緒ですね。
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稜線に出ました。
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米沢盆地に向かって東北中央道が山々を縫っています。
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大杭甲山、地元では栗子山と言われている目立つピークです。
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ここからは踏跡も無し。完全ヤブへ突入しますので古カッパで。
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笹と低灌木、けっこう頑張らないと上がれません。
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後続が離れてしまうので途中で待っていたらトップがどこを通ったのかさっぱりわからないくらいのヤブで単独でヤブ漕ぎしたかのような達成感でした。
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大杭甲山に到着、眺めの良いピークです。
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大杭甲山山頂からの吾妻連峰。
国土地理院の栗子山には踏跡はありますが展望はあまりありませんのでこちらの方が登りがいのあるピークですね。
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昼飯を食うべくS氏が笹を刈ったら三角点らしき石柱がありました。
この時は三角点だと思い疑いは無かったのですが、後日大杭甲山には国土地理院の三角点は無く削除もされていないという事がわかりもっときちんと調べてくれば良かったかもしれません。
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小杭甲山との鞍部に下ります。
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ここもヤブで踏跡無し。低灌木が多い印象です。
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鞍部に着くとピンクテープばバッチリ、隧道右の沢からの峰越を示しているものです。
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本日teku部山行に初参加のK嬢、いきなりこんなヤブで申し訳ないと思ったのですが以外と好きそうで良かった。
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沢型を下って行きます。下りルートをちょっと心配していたのですがピンクテープがあり迷うことはありませんでした。沢の源頭を下る感じなので滑りやすい箇所があり注意は必要です。
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沢筋を下ります。ブナの葉もすっかり落ちました。
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ヌメリと落ち葉で滑りやすい箇所もあります。
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福島側の杭口に降りました。
オフのバイクが3台来ていました。
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排水の溝が掘られています。ボランティアにしてはそうとう大変そう。
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ひたすら歩いて二ツ小屋隧道。
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中はきれいなもんです。
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冬には氷柱ができるのでここまで来る人も増えたようです。もちろん福島側から。
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朝集合した東栗子トンネルの福島側へ着きました。
ちょうどボランティアでこの万世大路を整備されている方とお会い出来ました。頭が下がります。

この後車を回収して終了。M氏の解説付きで楽しく歩けました。
本当は山を越した苦労でトンネルってありがたいね、という話になるハズなのですが、私は山ヤなので山を越すのは全く大変と思わず楽しめて、後半の道路型を歩くのが全くシンドかったです。足が壊れているせいもあるけど。

この流れで今晩はteku部忘年会が盛大に開催されました。
近頃何故か酒豪揃い、私はあんまり飲みませんが。


11/11(日)
吾妻連峰
男沼~仙水沼~1.5km規制点/往復

刈り払い好きのS氏がヤブのひどかった仙水沼ルートを刈ったとの事で歩いてきました。

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せっかくなんでショートカットはせずに男沼手前から入山します。
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この表示だとこの先の登山道が入山禁止で通行止めと思われてしまいそうです。
先週の鳥子平にあった表示の方が非常に分かりやすいと思います。
こちらです。
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市町村や県や気象庁のHPを検索してもなかなかこのような分かりやすく明瞭な規制範囲を示した地図が出てきません。規制が長引く可能性を考えると適切な表示や告知が大事になってくると思うのですが。
私は直接県の担当部局に問い合わせして規制範囲について確認しましたがこちらの地図表示が適切と思います。
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歩き出すとすぐ男沼があります。
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まだ葉が落ちていない樹も残っていました。
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このあたりは道が複雑なので仙水沼ルートへ入るのはこの山へという表示が目印です。
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この辺りの掘り返しや糞はおそらくイノシシだと思います。
仁井田沼の水芭蕉も荒らされてしまったし・・。
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落葉した林を登ります。
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登山道上に観測機器やケーブルのジョイントが設置されています。
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枝沢を渡って渡渉点に下がっていきます。
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渡渉点は登山靴で飛石で渡れますが私はリハビリ中で足首が効かずコケるとマズいので持参したサンダルで渡りました。冷たい!
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明るい林を登って行きます。進行方向には吾妻小富士が見えます。
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仙水沼に近づくと熊糞が。下はイノシシ上はクマで縄張りがあるのでしょうか。
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仙水沼
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熊も仙水沼を眺めながら・・。
この後は数えきれないほどの熊糞地帯を登りました。
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キノコのバター焼き。肉厚で旨い!前日収穫品をいただき持参したものです。
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この笹の密林を刈ったS氏はエライ!
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ようやく視界が開けました。
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小富士の横が1.5kmの規制地点です。
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一切経が見えます。ここからがいい所なんですが戻ります。
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一切経の大穴火口あたりからはけっこう噴気が出ているようでした。
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男沼に戻り。陽が短くなりましたね。

吾妻もなかなか行かないルートが多く、この機会に久しぶりに色々歩いてみたいと思います。


11/5(月)

遭対協救助訓練

引き上げ・搬送等の技術研修。
民間僅か、警察さん・機動隊さん多数。

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たまに練習しとかないと色々忘れますね。手順の確認とか、大事です。
自分達のケツはなるべく自分達で拭きたいという思い!なのですが・・。


11/4(日)
吾妻連峰
幕川温泉~麦平~高山~鳥子平~幕川

リハビリを兼ねて高山へ。
麦平~高山間のヤブ&倒木がひどいという事だったのでノコや剪定バサミ持参です。

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幕川温泉手前の駐車スペースから歩き出す。
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とりあえず幕滝遊歩道を巡る。
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朝の幕滝鑑賞。
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麦平へ登ります。
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早速熊糞。この後も熊糞だらけでした。
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麦平。
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今シーズン初氷見ました。
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麦平と高山。
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倒木&ヤブがひどいという事だったのでやる気満々だったのですが、どなたかがそれなりに整備していただいたようでそれほどやる事はありませんでした。
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反射板が見えると山頂はすぐ。
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今日は穏やかな天気、秋晴れです。
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高山山頂には電波の反射板があります。
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昼飯を食ってノンビリしてから鳥子平へ下ります。
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雪がけっこう残っていて落とし穴、足首に悪いです。
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けっこう笹が繁茂してきていました。
刈るにも噴火規制で道路が止まっているので遠いです。
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鳥子平には噴火規制の案内がありました。
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盗掘って、どうせなら笹でも刈ってほしい。
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一旦道路に出ます。
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バス亭は冬は外すのですがそのままでした。
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吾妻連峰の噴火レベル2に伴う規制範囲は大穴火口から半径1.5kmです。
図の赤丸が規制範囲ですのでそれ以外の登山道は規制範囲ではありません。
規制範囲に至るルートも青点線の部分は通行が可能です。
県や市町村のHPを見てもこの図の明瞭なものがなかなか探せなかったので直接担当部局に問い合わせして確認しました。登山道の入り口や分岐には上記の案内板がありこちらは明瞭です。
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一切経とスカイラインと熊糞。
道路上にも熊糞、熊も人も車も来なくてノビノビしているんでしょうね。
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再び登山道へ。
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大ヘアピンの箇所で道路を僅かに通ります。
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カラマツの黄葉がきれいでした。
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幕川温泉に戻りました。

先週に続いて自分たちのパーティ以外は誰にも会いませんでした。
この季節手軽でなかなかいいルートだと思うのですが・・。そろそろ幕川温泉までの道路が通れなくなると思いますので注意が必要です。

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