登山用品 teku_teku の ブログ

「登山用品teku_teku」は 福島県福島市にある 小さな登山用品店です。

2018年07月

7/22(日)~23(月)
扇沢~針ノ木雪渓~蓮華岳~針ノ木峠テン場泊
~針ノ木岳~スバリ岳~赤沢岳~鳴沢岳~岩小屋沢岳~種池山荘~扇沢

いつもの如く早朝3時半に福島を出発。もっと早く出たいのだが普通に仕事をするとこれでも2時間程の睡眠しかとれない。それでも最近は運転を替わってもらい移動中にウトウトできるのでかなり助かる。
上信越道の混み具合を嫌い磐越・北陸道を使い糸魚川経由で扇沢へ、案の定無料の駐車スペースはいっぱいで仕方なく下段の有料Pを利用、準備して9時過ぎに歩き出す。
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扇沢で1400はあるのだが出発時間も遅いのでけっこう暑い、大汗。今シーズンは大汗対策必須です。
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沢沿いのルートを使い1時間程で大沢小屋へ、大休止。
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ようやく雪が見えてきた。
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雪渓に乗ると涼しく登れて助かる。
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先程まで暑さと寝不足でバテ気味だったがちょっと復活。今回は5人パーティ。
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まだバッチリ雪の上を通れます。
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彼女は全員分の晩飯材料を背負ってくれて素晴らしい。
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日曜なので下山者が多いです。
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最後の詰めは巻き道。
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5時間程で針ノ木峠へ到着。テント受付して設営。
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蓮華ピストンへ出発。明日向かう針ノ木とスバリ。
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蓮華方向。
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登山道沿いにはコマクサが咲いている。
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七倉、船窪方向。
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テン場でビールを飲んでいる3人を残し2人で蓮華に登頂。
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大下り方向。
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さっさと針ノ木峠へ戻ります。
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テン場はそれほど混みあっていなかった。
夕食は鶏だし旨塩鍋。何故かビールを飲みながら晩飯を作っていたら足がつった。脱水?
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テン場のトイレにはちょうど槍が見えるように小窓がついてます。
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明日が長丁場なので早めに就寝。
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早出するため2時半に起き飯を食ってテント撤収し4時過ぎに出発。
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ヘッドライトで針ノ木へ上がります。残念ながら朝日はガスの中。
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針ノ木山頂はガスで残念ながら大展望が見えなかった。
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縦走路を激下り。
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足場、落石注意です。
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一瞬ダムが見えた。開けっ広げよりチラリズムがオツかな。
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スバリ方向が見えてきた。
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急登。
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足元注意です。
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立山方向とスバリ岳。
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ガスが晴れて絶景。
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ブロッケンも見れた。ガスならでは。
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針ノ木方向。
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コマクサ。
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富士山を遠望。
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素晴らしい景観を歩く。
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蓮華方向。
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スバリ着。
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晴れたりガスったり。
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花も豊富。
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スバリをバックに縦走路を歩く。
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黒部ダムと立山方向。
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赤沢岳。
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剣方向。
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赤沢ピーク。
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さらに縦走路を進む。今日の行程はコースタイムで11時間程。
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鳴沢岳へ登る。
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またガスってしまった。涼しくていいかな~。
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鳴沢ピーク通過。
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針ノ木雪渓の上にちょうど槍が。
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ようやく新越山荘へ到着し早めに昼飯タイム。日差しが暑い。
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テント泊のメインザックで暑さがこたえる。
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岩小屋沢岳。
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種池山荘が見えた。
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キヌガサソウが咲いていた。
花は豊富だが写真を撮る余裕はあまりない。
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種池山荘で休憩し下山にかかる。
ここからはメジャールートですれ違いも多い。
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下るほどに暑くなる。
11時間程を経て3時に下山。テント泊初めて、夏の北ア初めての人もいてメインザックでの長丁場、頑張りました。
駐車場まで歩いて車を回収、温泉で汗を流し福島へ戻りました。




7/15(日)
恵みの森(只見:布沢川/大滝沢)

あまりの暑さに前日に山行計画を却下し沢ハイキングへ。
沢装備を持たないメンバーばかりだったので長靴可の所です。

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只見町の恵みの森は沢ハイキングが出来るように整備されています。
登山口には10台程度の駐車スペースとトイレも有り。
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布沢川から大滝沢へは小尾根を超す道が付けられています。
全て沢通しでもそれほど難所は無いのですが、長靴の深さで無理な所には全て巻き道が付けられていますので本格的な沢装備は不要です。
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下滝から上部はナメの連続です。
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最初は遠慮がちに水を避けて歩いてます。皆そうですよね。
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広いナメで景観が良いです。
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気温は高めでもやはり沢は涼しく歩けますね。
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だんだん慣れてきてバシャバシャと。
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私だけは沢靴です。かなりズルい感じですが持ってるんで仕方ないですね~。
他のメンバーは長靴かアプローチシューズです。
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中滝で尾根道を分けさらに進みます。魚止の滝とのちょうど中間位です。軽いハイキングの人は中滝までが多いみたい。今日は2パーティスライドしましたが両方とも魚止の滝までみたいでした。
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これが魚止の滝、ちょっとショボイですが。
ここまでと思っていたのですが、スライドした人がこの上に鳥居がありそこまで行きたかったが魚止の滝が越せなかったと言っていたという事でちょっと進んでみる事に。
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しばらく進むがそれらしい感じはない。ガセネタっぽいが。
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私単独でしばらく進んでみるがヤブっぽくなるばかり。しかも仮にあっても長靴で来るところではないので引き返す事に。ちなみに魚止の滝は安全を考えロープで確保して降ろしました。ケガしても仕方ないし何といっても皆さん長靴なのですから。
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帰りはもう大胆になってバシャバシャと。
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けっこうイワナもいました。この沢は禁漁になっていますので。
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大胆に行くと水出し作業が必要に。
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ニホンカワトンボ(オス)かな?
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私も頭の上にトンボを連れて行きました。アブよけに。
まだメジロは出てなかったので効果は不明です。(笑)

teku部の主力メンバーは7/15(日)~16(月)で飯豊/御西に集中していたのですが私は連休とれずでした。
たまには水遊びもいいかな~、暑い日は。プチ沢体験でした。沢にも興味を持ってくれたかな?


7/8(日)
吾妻連峰

雨予報だったので遠出せず、マイナー登山口から入山し吾妻のコマクサ探し。
貴重な群生地だと思うので場所は内緒で。

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二階堂匡一朗氏の吾妻山回想譜/追録の中に「イワウメを尋ねて」というという項目があります。
この中で昭和38年に二階堂哲三氏が山と渓谷社のアルパインガイド吾妻/安達太良/磐梯山を執筆したとあり、発売されて間もなく滑川温泉の御主人から内容の誤りを指摘されたという事が記されています。
「・・・珍貴な品として吾妻のないものは、コマクサ、イワウメ、イワヒゲ、ヒナウスユキソウ、クロユリなどが挙げられる・・・」これについて滑川の御主人よりの手紙で伊藤弥十郎氏、二階堂匡一朗氏が峠駅よりイワウメ、イワヒゲを確認しに行き吾妻に生育している事が分かったと記されています。

以前、浄土平や一切経にコマクサを移植したという話を聞いたことがありますが私はいつの頃か知りません。
現在、浄土平や一切経の人目にふれる所にはコマクサはないとかと思いますが移植したのが事実であれば根つかなかったのか盗掘されたのだろうと思います。一部天狗ルート付近にあるという話もありますがこれがそもそもあったものなのかどうかも私はわかりません。

今回の群生地はそもそも吾妻にあったコマクサなのか誰かが移植したものか分かりませんが移植したにしては道路からも登山道からも離れていて踏み跡も全くなく不自然な感じはします。
私も今回雨予報で遠出しなかったので探しに出掛けてみました。季節的にもタイミング良かったので。

私にはこのコマクサ達の歴史はわかりませんが貴重な群生地がいつまでもあり続けるよう願っています。






福島市安全登山講習会のお知らせです。

「安全登山に必要な気象の知識を学ぶ」
講師:FTVテレポートプラス担当気象予報士 斎藤恭紀 氏
日程:7/21(土) 10~12時
場所:福島テルサ
受講料:¥500
定員:60名程度(先着順)
※7/20(金)までに福島市観光コンベンション推進室525-3722へお電話にてお申込み下さい。

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福島市観光コンベンション推進室よりチラシ届いてます。
例年の事ながら山のハイシーズンの日程は微妙ですが時間のとれる方は是非どうぞ!
AとかCといった予報で一喜一憂されている方、天気図を学びましょう。



7/1(日)
神室山
役内口~西ノ又~神室山~前神室山~役内口

直前まで天気図を見て悩み何とはなしに行ってみたいと言われた神室に行く事に。
暑くなるのはわかっていたが前日も仕事で消耗しているので早起きもつらく朝5時にteku_tekuに集合し古川IC経由役内口へ移動約2時間半。

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登山口で準備していると既に暑い。登山届を出して歩き出す。
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しばらく林道型を歩き吊橋を渡ると登山道らしくなる。
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登りは西ノ又沿いのルート。
歩き出して1時間もすると大汗、暑いとは思っていたが本当に暑くて汗が噴き出す。
タオルなど出したことが無い私がタオルを出して何度も汗をぬぐい、沢で顔を洗い頭に水をかけクールダウン。
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沢から支尾根を登る。
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やや急なブナ林。ちょっと日陰で助かる。
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主尾根に出ると展望が開ける。
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キスゲが満開。
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大汗をかいて登ってきただけにほっとして写真タイム。
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思ったより青空で良かった。
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花色々。
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キヌガサソウはもう終わりだろうと思っていたがまだもっていて良かった。
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ここは窓くぐりだそうです。
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神室
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シャクナゲもたくさん咲いていました。
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周囲は奥深い景観。
月山、鳥海、早池峰、焼石、栗駒などが望めました。
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山頂と直下の避難小屋を見学。
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昼飯を食って分岐まで戻り。
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前神室方向へ。
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やや曇ってきました。
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前神室から神室方向。
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右ひざがダメでスピードラップを巻いたら100痛いのが50くらいになりました。
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ブナを見ながら下山。

暑い山でした。この日一緒に登った人はエラいです。
トマト、キュウリ、プラム、パイナップルなど皆さん重いものが旨いという事が理解できていてスバラシイ。
おかげで満開のニッコウキスゲときれいな花々、キヌガサソウも見ることができ、熱中症にもならず予定通り行動できました。
山で会ったのは慣れた風な男女ペアと単独男性のみ。日曜で天気も良いのに静かな山でした。

帰りに秋ノ宮温泉でさらに大汗をかいて脱水し福島へ戻りました。
もう何リッター汗をかいたか分かりません。




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