4/29(日)
鳥海山
大平~御浜小屋~扇子森東側~千蛇谷~新山
ブルーライン8~17時の通行規制がありややタイトながら好天予報に誘われ鳥海千蛇ルートへ出掛けた。
今回の目的の一つは大平や鉾立から入山の場合に通常は七五三掛(しめかけ)から千蛇谷に入る人が多いように思うが扇子森の東側から入った方が標高こそ落とすものの安全度や装備の面でメリットがあるのではないかと考えそのルート確認。もちろん山スキーならではのルート取りでなるべく下部から千蛇谷に入りたいと思ったからだ。web検索してみたがこのルートを通った記録は1件のみなのでマイナールートで条件が難しい可能性もある。
朝4時半にteku_tekuに集合し東北・山形自動車道をフルで使い時間を短縮。高速代はかかるが4人で割るのでまあ仕方ない。鳥海道の駅には7時前に着き休憩していると偶然知り合いに遭遇、やはり鳥海湖あたりまでのテレスキーとの事。どうせブルーラインの開くのは8時なのでゆっくり休もうと思っていたがけっこう先発していったという話を聞き登山口の駐車スペースが心配になりそそくさとゲートへ移動。
吹浦側のゲートに着くと既にけっこうなゲート待ちの列。
まだ開くまで40分以上あるので日焼け止めを塗ったりしながら準備。この数の車だと一番効率のいい場所には止められないかも。
前日の夕方に入っているM隊長の情報だと駐車スペースはガラガラだとの事だが道路が開いていないので当然でしょう。
一番効率のいい駐車スペースにはやはり止められなかったが次の場所に止められてスタート。8時半過ぎ。
ゲレンデのような斜面を登っていく。
バックは日本海。
今日は行程が長く17時で道路が出れなくなるというプレッシャーもありサクサク登っていく。
鳥海湖に着いた。まだ眠っているようだ。
御浜小屋に到着。新山が美しい。やたら風が強くたまらず上着を着る。
無線で先発しているM隊長に確認すると予定していた扇子森東側から千蛇に入れたとの事。
予めルート情報は共有していたのでこちらも同ルートへ進む。
扇子森でシールを剥がし東側まで滑ってからの千蛇谷へのトラバース。
M隊長達の先行トレースがついている。
少しクラックが入っている箇所があり後続はビビッて入ってきた。
今日の雪質であれば問題ないと思うがカリカリ凍っているとちょっと怖いかも。
千蛇谷へ降り立った所はやや急な斜面だがシールを貼り直し登っていくにはさほど問題はない。
ここに至るまでほとんど休憩が取れていない。今シーズン山スキーを始めた初級者もいるので早め早めの休憩を取ろうと考えていたのだが風の弱い所で休もうと歩みを進めているとどこも風の弱まる所が無くここまで来てしまった。谷へ入れば風もおさまるかと思っていたがさっぱり風は強いまま。やや疲れている感もあるので昼食をとる。
七五三掛(しめかけ)のトラバース箇所千蛇側。
谷が広がる。
雄大な谷を登っていく。
ここまでやや時間がかかっていて山頂に至らず折り返しかと思えるがまだあきらめるのは早い。
ペースを上げればギリ山頂まで行ける可能性はあるのであきらめず頑張るのが山屋の心意気というものだ。
この先で先発していたM隊長のパーティとスライド。
文珠岳からの斜面にはトレースは無し。ここからも千蛇に入ってこれるが戻りは七五三掛になるのが普通。
こちらの斜面からの落石やブロックには注意が必要で登高中も何回か落石があった。
一旦離れて諦めたかと思えた後続が粘ってきているように見える。
すると前方に大パーティが滑ってきた。知り合い含む19人パーティで毎年恒例の祓川から登って千蛇を中島台に下るツアーだ。
大パーティとくっちゃベって時間を使っているうちにウチの嫁さんが迫ってきた。
あきらめていなかったのだ。自分の嫁さんながらけっこうエラい。
山頂の小屋と神社。ここまで来たら山頂までもうちょっと。行くしかない。
新山への登りは僅か。
ほぼ山頂。
山頂まで登って喜びもひとしお。
相変わらず風が強いが素晴らしい景観。
ひとしきり景観を楽しんだらシールを剥がして滑ります。
小屋と神社までひと滑り。
千蛇谷を滑る。
遅れて登っていたメンバーとも合流し広い斜面をどんどん滑る。
白まだらでちょっとストップ雪だが十分楽しめる。
再びシールを貼って扇子森東側へ登り返す。
トラバースの登りが慣れないとちょっと怖いかも。
扇子森を巻きながら登る。
疲れていると地味につらい登り。
御浜小屋まで戻ってきた。道路の閉まる時間には十分間に合いそうだ。
ゲレンデのような斜面を滑って出発地点へ戻った。雪はいいザラメで気持ち良い。
トータル7時間ちょいの行動で天気は良いが風は強くシールの着脱時以外はほとんど休まなかった。
脱水気味だったので水分を補給して温泉入浴しサッパリして福島へ戻り、充実した1日でした。
鳥海山
大平~御浜小屋~扇子森東側~千蛇谷~新山
ブルーライン8~17時の通行規制がありややタイトながら好天予報に誘われ鳥海千蛇ルートへ出掛けた。
今回の目的の一つは大平や鉾立から入山の場合に通常は七五三掛(しめかけ)から千蛇谷に入る人が多いように思うが扇子森の東側から入った方が標高こそ落とすものの安全度や装備の面でメリットがあるのではないかと考えそのルート確認。もちろん山スキーならではのルート取りでなるべく下部から千蛇谷に入りたいと思ったからだ。web検索してみたがこのルートを通った記録は1件のみなのでマイナールートで条件が難しい可能性もある。
朝4時半にteku_tekuに集合し東北・山形自動車道をフルで使い時間を短縮。高速代はかかるが4人で割るのでまあ仕方ない。鳥海道の駅には7時前に着き休憩していると偶然知り合いに遭遇、やはり鳥海湖あたりまでのテレスキーとの事。どうせブルーラインの開くのは8時なのでゆっくり休もうと思っていたがけっこう先発していったという話を聞き登山口の駐車スペースが心配になりそそくさとゲートへ移動。
吹浦側のゲートに着くと既にけっこうなゲート待ちの列。
まだ開くまで40分以上あるので日焼け止めを塗ったりしながら準備。この数の車だと一番効率のいい場所には止められないかも。
前日の夕方に入っているM隊長の情報だと駐車スペースはガラガラだとの事だが道路が開いていないので当然でしょう。
一番効率のいい駐車スペースにはやはり止められなかったが次の場所に止められてスタート。8時半過ぎ。
ゲレンデのような斜面を登っていく。
バックは日本海。
今日は行程が長く17時で道路が出れなくなるというプレッシャーもありサクサク登っていく。
鳥海湖に着いた。まだ眠っているようだ。
御浜小屋に到着。新山が美しい。やたら風が強くたまらず上着を着る。
無線で先発しているM隊長に確認すると予定していた扇子森東側から千蛇に入れたとの事。
予めルート情報は共有していたのでこちらも同ルートへ進む。
扇子森でシールを剥がし東側まで滑ってからの千蛇谷へのトラバース。
M隊長達の先行トレースがついている。
少しクラックが入っている箇所があり後続はビビッて入ってきた。
今日の雪質であれば問題ないと思うがカリカリ凍っているとちょっと怖いかも。
千蛇谷へ降り立った所はやや急な斜面だがシールを貼り直し登っていくにはさほど問題はない。
ここに至るまでほとんど休憩が取れていない。今シーズン山スキーを始めた初級者もいるので早め早めの休憩を取ろうと考えていたのだが風の弱い所で休もうと歩みを進めているとどこも風の弱まる所が無くここまで来てしまった。谷へ入れば風もおさまるかと思っていたがさっぱり風は強いまま。やや疲れている感もあるので昼食をとる。
七五三掛(しめかけ)のトラバース箇所千蛇側。
谷が広がる。
雄大な谷を登っていく。
ここまでやや時間がかかっていて山頂に至らず折り返しかと思えるがまだあきらめるのは早い。
ペースを上げればギリ山頂まで行ける可能性はあるのであきらめず頑張るのが山屋の心意気というものだ。
この先で先発していたM隊長のパーティとスライド。
文珠岳からの斜面にはトレースは無し。ここからも千蛇に入ってこれるが戻りは七五三掛になるのが普通。
こちらの斜面からの落石やブロックには注意が必要で登高中も何回か落石があった。
一旦離れて諦めたかと思えた後続が粘ってきているように見える。
すると前方に大パーティが滑ってきた。知り合い含む19人パーティで毎年恒例の祓川から登って千蛇を中島台に下るツアーだ。
大パーティとくっちゃベって時間を使っているうちにウチの嫁さんが迫ってきた。
あきらめていなかったのだ。自分の嫁さんながらけっこうエラい。
山頂の小屋と神社。ここまで来たら山頂までもうちょっと。行くしかない。
新山への登りは僅か。
ほぼ山頂。
山頂まで登って喜びもひとしお。
相変わらず風が強いが素晴らしい景観。
ひとしきり景観を楽しんだらシールを剥がして滑ります。
小屋と神社までひと滑り。
千蛇谷を滑る。
遅れて登っていたメンバーとも合流し広い斜面をどんどん滑る。
白まだらでちょっとストップ雪だが十分楽しめる。
再びシールを貼って扇子森東側へ登り返す。
トラバースの登りが慣れないとちょっと怖いかも。
扇子森を巻きながら登る。
疲れていると地味につらい登り。
御浜小屋まで戻ってきた。道路の閉まる時間には十分間に合いそうだ。
ゲレンデのような斜面を滑って出発地点へ戻った。雪はいいザラメで気持ち良い。
トータル7時間ちょいの行動で天気は良いが風は強くシールの着脱時以外はほとんど休まなかった。
脱水気味だったので水分を補給して温泉入浴しサッパリして福島へ戻り、充実した1日でした。