登山用品 teku_teku の ブログ

「登山用品teku_teku」は 福島県福島市にある 小さな登山用品店です。

2017年10月

3日目です。

昨日の夕方から降っていた雨は夜半過ぎには止んだようだが小屋の周りはガスに包まれていた。
夜トイレに行くにも足元がやっと見えるくらいの濃いガスで寝ぼけて歩くとけつまずいてコケそうになるほど、しかしここのトイレはワイルドで今どき女子にはちょっとつらいかも。
朝早く起きる予定がすっかり良く寝ていて4時過ぎの起床。ちょっと急いで朝飯を食いパッキングを済ませる。
天気は下り坂、下山まで雨が降らないと良いのだが。

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ライトで歩き出す。じきに夜が明けるだろう。
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明るくなってきた。ガスが抜けて良かった。
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雲は多いがそこそこ遠望もきく。
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犬ケ岳を振り返る。
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こちらは初雪山。
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ブナの黄葉が美しい。
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黄蓮の水場は沢水だが涸れていなかった。
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若いブナの森を歩く。
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今日は細かなアップダウンの多い行程だ。
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犬ケ岳と初雪山。今のところ好天。
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紅葉の中を登ったり下ったり。
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白鳥山に到着。
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屋根の上から日本海が見えた。
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ちょっと早いがこの先あまり休むタイミングもないので昼飯にする。
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曇ってきたがまだ天気は持ちそう。
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シキワリの水場。細いが水は出ていた。なかなかうまい水だった。
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登ったり下ったりを繰り返す。
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道は思ったより整備が良い。
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坂田峠に出た。さらに日本海まで下る。
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海が見える。
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ここまで来てもまだアップダウンがある。
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尻高山。
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里山な感じになってきた。
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二本松峠手前の道路を越す。
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入道山。地形図上は最後のピークだ。
で、ここからの下りルートで送電塔から下部が地形図とかなり違うので注意。
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国道まで下山しました。使用後です。
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ザックを置いて海まで下ります。重しが無くなったので走れそう。
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途中で旧トンネルを見学。
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レンガの積み方が美しいです。
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海抜0まで下りました。
雨降らなくて良かったです。今シーズンはほぼ雨に当たってません。雨男返上です。
親不知観光ホテルで風呂に入れてもらい道の駅でタラ汁食って福島に戻りました。
比較的濃厚な2泊3日で秋山を満喫しました。



2日目です。

夜は月が明るかった、中秋の名月ですね。
夜半過ぎから濃いガスがかかっていたが夜明けとともに上がっていく。
今日も好天の予報だがラジオの天気予報によると夜には雨になり明日は雨かもしれない。

朝日小屋は昨日で営業最終日、過去の経験から小屋の終わりの頃はビールが売り切れていたりするので背負ってきたのだが今シーズンは天気が悪くキャンセルばかりで売れ残っていたようだ。小屋の晩飯は1時間飲み放題だったそうで、頑張って背負う必要もなかったようだ。

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テン場の朝は早い。私たちはゆっくりスタートだがほとんどのテントが早々と撤収して出掛けて行った。
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歩き出すとガスが晴れて剣が遠望できる。
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振り返ると前朝日が焼けてきた。日本海には朝日岳の影が映る。
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だんだん夜が明けてきた。
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朝日岳山頂。
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頸城山塊方向、まだ雪が残っていた。
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吹上のコルで五輪尾根とコースを分け栂海新道へ向かう。
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草紅葉の中を歩く。
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前半は尾根が広く湿原や池が多い。
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遠くに今日の目的地の犬ケ岳が確認できた。日本海も見える。
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陽が差すと美しい。
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雲が多くなってきましたが時折陽が差します。
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素晴らしい紅葉の中を歩きます。
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徐々に湿原帯を離れ尾根が狭くなってくる。
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犬ケ岳に近づいてきた。
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サワガニ山
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時折ガスが上がってくる。
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ガスが晴れると遠望がきく。
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北又の水場は思ったより水量が豊富だった。伏流の湧き水でうまい。
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今夜と明日の水を背負う。
家を出る時に嫁さんがザックの重さを計っていたのでつい自分のも計ってしまい20キロオーバーだった。見なきゃ良かったのだが・・。食材やビールやワインを積んでたんでまあ仕方ないのだがここに5L積むとバランスが悪い。
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今回はしっかりした履きなれた登山靴を使用。重荷の時はこれが一番。
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ガスの中を登っていく、けっこう急登。
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時折ガスが晴れ登路がわかる。
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犬ケ岳山頂。どっしりした山容だが山頂部は狭い。
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栂海新道の開拓者である小野氏の写真付き案内板があった。
このルートを楽しめてます。ありがとうございます。
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栂海山荘が確認できた。ガスの中です。
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テントを張る予定だったが先客が1人しかおらず後から来る気配もないので小屋を利用させてもらう事にした。夜には雨が降りそうだし。
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昨日食っちゃったんで生食材はだいぶ減りましたが重かった原因はこの辺かな。
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結局小屋は我々と先客の1人のみだったので遠慮なく宴会に。
夕方からやや強い雨になった。明日は上がると良いのだが。
今日も6時過ぎには就寝、毎日良く寝れます。

3日目に続きます。



10/8(日)~10(火)
北又~朝日平~朝日岳~犬ケ岳~白鳥山~親不知

北アルプス最北の登山道である栂海新道を歩いてきました。
うまい具合に秋の好天に当たり紅葉を堪能できました。

1日目です。
深夜1時に自宅を出発。今回はめずらしく車を出してくれるという同行者に恵まれ自宅まで迎えに来てもらう。
送迎付きで自分で車を出さないなんて何年ぶりだろうか。もちろん運転は交代しますが。
東北・磐越・北陸道経由で親不知へ移動し親不知の無料Pに駐車、予約しておいたタクシーで北又へ向かう。
北又登山口はいずれにしても一般車は通行止めでタクシーを使わざるを得ないが町から1人¥1000の補助金が出るので親不知~北又間¥14000のところ4名で¥4000の補助になり¥10000の負担、1人¥2500なら電車バス等の移動を考えると致し方ないところ、時間の節約にもなるし。
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北又小屋でゆっくり準備を整え歩き出す。
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最初に沢を越す。
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ブナ林を登る。
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1合目から10合目まで標識杭があるが10合目はイブリ山で朝日岳ではない。
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緩急あるが思いの外気温が高く汗をかく。
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若いブナが多くきれい。
と、猿の群れに遭遇、思いっきり威嚇され群れの中をこっそり移動。
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さらに紅葉の中を登る。今日は登山口とテン場の単純な標高差でも1500mはある。
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まだ元気な使用中。
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日本海が見えた。
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遠望がきくようになってきた。
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朝日と前朝日が見通せる。
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剣も見えた。
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秋晴れ!
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風も弱く暑いくらい。
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チングルマは昨日の雨で今一つフワフワ感がない。
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秋晴れで好展望、紅葉も盛りで素晴らしい。
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朝日平に到着。
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白馬方向。左から雪倉、白馬、旭、裏旭、小旭、清水。
機会があれば清水尾根を歩いてみたい。
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着いた時は数張だったテン場にどんどんテントが増えていく。
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朝日岳が夕陽に染まる。
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白馬方向も焼けた。
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日本海は雲海、テントは20張ほどになった。
早い時間に着いたので6時過ぎには就寝。

2日目に続きます。



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