8/26(土)~29(火)
椹島~聖平~奥聖~上河内~茶臼~畑薙大吊橋
最近仕事ばかりしていたので思い切って夏休みをとり南アルプスへ行ってきました。
一昨年に光~聖を歩いた時は全行程雨だったので再訪といった所です。
本当は赤石も周った方が充実するのですが、日々疲れていて気力が出ずゆったり行程にしました。
1日目:準備もろくに出来ていなかったので夜中走ってテント装備でガツンと登るのを避け初日は移動日に。
福島から東北、圏央、新東名と走り新静岡、そこから畑薙ダムへ入ります。途中圏央同でお決まりの渋滞にはまり8時間半かかりました。
畑薙ダムからは楽して東海フォレストのバスを利用、バス代を差っ引いてもらう為に椹島では登山小屋を利用しました。テン場の方が快適そうなのですが1泊は利用しないとバスに乗せてもらえないので仕方ありません。
椹島のテン場は自炊棟もあって快適。ゆっくり晩飯を食っていたら明日笊ケ岳へ登るという単独男性に二人も会いました。マニアな人ってけっこういるものです。お一人はここまでチャリだそうでエラい。
2日目:椹島~聖平
翌朝も楽して聖岳登山口までバスに乗せてもらいました。40分位歩けば良いのですがね。
登山口から急登を経て聖沢吊橋、今日は聖平まで半日行程ですが変化があるルートです。
聖が見えました。
聖沢沿いのトラバースがイヤらしい。
枝沢を超すと視界が開けます。今日はいい天気。
聖平はもうすぐ。
聖平小屋に到着。
昼には着いたのでゆっくり昼飯。
午後になるとガスってしまいました。テント張って昼寝に最適。
夕方になると少し遠望がききました。
聖平のテン場は水豊富でトイレもきれいですが樹林帯なので絶景ではありません。
3日目:聖平~奥聖ピストン~上河内~茶臼~横窪沢
今日は行程が長いので2時半起きの4時出。ライトで歩き出します。
空が明るくなり富士山が見えました。
聖岳の夜明け。
日の出と富士山遠望。
赤石岳の夜明け。
急な斜面を登って聖山頂に着きました。
奥聖方向と富士山遠望。
上河内岳方向。
奥まで来ました。奥聖をピストンする人は少ないようです。
下り始めるとあっという間にガスってしまいました。
また晴れるかと思ったのですが視界はこれっきりでした。
テン場に戻ってテントを撤収し縦走路を南下します。視界がないので花でも見るしかないです。
マツムシソウがいっぱい。
トリカブトもいっぱい。
なんか雨も降ってきた。予報は晴れなんですけど。
おかげで今シーズン新調した雨具が着れました。今回は少しガサばって重いのですがしっかりした厚地の高耐久のタイプにしました。薄くて軽いものが多い中しっかりした雨具は少数派ですが厳しい条件の時はしっかりした方が良いし何といっても長持ちです。私雨率高いので。
と、上河内岳の基部で郡山の保坂さん達に会いました。お互いビックリ。保坂さんはチョモとカンチの登頂者です。
何人もすれ違わないマイナーな稜線で世の中狭いものです。
亀甲状土が見られる所。
ガスはさっぱり晴れません。写真ではわかりにくいですがけっこう風が強いです。
上河内~茶臼あたりの南ア南深部の奥深い景観を楽しみにしていましたが今回も望めませんでした。
また来る事もあるかな~、来るのにも遠く山も深いのでなかなか休みないと厳しいエリアです。
茶臼小屋まで下ると視界が開けました。主稜線がガスっているようです。
予定より早く着いたので横窪沢まで降りることにしました。
横窪沢小屋のテン場は水豊富でトイレもきれい、沢の音が心地よく空いています。
テント装備で長時間行動したのでけっこう疲れました。右膝に悪いです。
4日目:横窪沢~大吊橋~臨時駐車場
今日は大吊橋に下山して福島まで戻るのでやはりヘッドライトでスタート。
微妙に雨の中テントを撤収し歩き出します。
樹林帯に入ると雨具は不要に。
高度を下げると視界が開け雨も止んだ。
ここの下りも変化があって面白い。
ウソッコ沢小屋を通過
いくつかの吊橋を超し上河内沢沿いを下る。この頃北朝鮮からミサイルが発射されたらしいが福島に戻るまで知らなかった。今の世の中、情報が全く入らないのも贅沢と言えば贅沢かも。
登り返してヤレヤレ峠、全くその通りです。
大吊橋まで下ってきました。
やはりけっこう長いです。
あとはひたすらダム沿いの道を歩き臨時駐車場に戻ります。
聖方向はまだちょっとガスっています。
興味のある山域なのでまた来たいところですが移動が遠いですね。
下山後温泉で汗を流し福島へ戻りました。
teku_teku登山部山行、私が行ったものはこのブログに書き込みしていますがそれ以外の部員の山行で報告等あったものはHPのteku_teku登山部のページ(http://www12.plala.or.jp/teku_teku/tozannbu.html)に記録しています。ご参考まで。