皆様お疲れ様です。

さて、今さらですがよく聞かれ説明しているスキーシールの取り扱いについてです。
スキーシールはきちんと管理していない楽しめないばかりかトラブルの原因にもなりかねません。
シールというのはアザラシの事ですね。昔はアザラシの皮を使っていてシールスキンとかスキンとも言っていました。現在はナイロンやモヘアを使っています。モヘアはヤギの毛ですね。

大事なのはグルー面(接着面)の管理です。
山で使用したシールは必ず濡れています。濡れている時は特に暑い所を避けた方が無難です。
暑すぎる室内や車のヒーターのそばは避けましょう。

そしてゴミの付かない所で干します。ヒーターやストーブのそばは避けます。
P1300098(1)
チートシートやイージースキンセーバーは剥がして干します。
くれぐれもゴミが付かない所で、暑い所は避け、ストーブやヒーターのそばは避けます。
2~3日以上は干した方が良いです。1晩くらいだと湿気が抜けません。私は1週間くらい干しっぱなしです。

で、山に行く時にチートシートやイージースキンセーバーに貼って持っていきます。
私はグルー面どうしを貼り合わせる派です。何か挟むのは面倒くさいんで・・。
でも剥がすのが大変なのでイージースキンセーバーなんかは使いやすいと思います。

夏場の保管ですがしっかり干してからグルー面どうしを貼り合わせるのが無難です。
チートシートやイージースキンセーバーを挟んだまま保管してはいけません。
そしてジップロック等に乾燥剤を入れ涼しい所で保管して下さい。決して暑くなるところに置いてはいけません。

で、この管理を怠るとグルーがベトベトになってしまいます。
一度ベトベトになってしまったグルーは貼替するしかありません。
個人で塗りなおす為にチューブや缶やシート状のグルーも販売していますし、預かって作業することもできます。
私が作業する時は電熱スクレーパーでグルーを剥がして再度シート状のグルーを熱圧着します。
あまりやりたくない作業なので皆さんきちんと管理して長持ちさせてください。普通に管理していれば5年くらいは持つと思います。
ベトベトが板に付くと滑らなくてせっかく苦労して登った斜面を楽しめませんので。

グルーを使ったシールはどれも管理が悪いとベトベトやカピカピになります。以前はカピカピタイプが多かったのですが最近はベトベトタイプが増えたように思います。
アクリルベースやシリコンベースのものはベトベトにもならず管理は楽ですが雪が挟まってしまうと接着力が極端に落ちてしまいます。
物には必ず長所と短所がありどちらが良いとかダメとかというものではありませんが、それぞれの特性を良く理解して扱う事が必要です。

ちなみに板も干した方が良いです。
P1300105(1)
P1300106(1)
金具の状態などをチェックして必要に応じてワクシングしておきます。
雪の付きやすい箇所にはシリコンスプレー等が有効です。

P1300108(1)
ブーツはインナーとインソールを抜いて干します。シェルのバックルは締めておきましょう。
足の冷えやすい人、インナーやインソールが湿気っていませんか?

趣味の道具は愛着をもって手入れをすると長持ちしてトラブルも少なくなります。
道具の手入れ等でわからないことがありましたらお尋ねください。