1/28(日)
福島市山岳遭難対策協議会の冬山合同救助訓練に参加してきました。
1/27(土)~28(日)の1泊2日で行われているのですが私は28(日)のみの参加です。

朝7時前に高湯のこぶし荘へ、昨夜の親睦会から参加すればよかったかな~。
打合せの後、不動沢付近まで登っていきます。
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警察さんと機動隊さんも大人数で参加。スノーシューが多い。
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自衛隊さんも大人数で参加。こちらはスキー使用が多い。
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自衛隊さんはさすがに動きを止めると風景に溶け込みます。

想定訓練で遭難者を捜索し発見し搬送するという流れです。
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遭難者を発見して搬送準備、シュラフでくるみ保温してストレッチャーに乗せます。
発見する気は全くなかったのですが何故か私が最初に発見してしまいました。
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自衛隊さんも同じ流れで搬送。
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楽な傾斜を選んで搬送ルートの雪を踏み固め誘導します。
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ヘリのホイスト地点へ到着、ヘリへ合図をします。
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自衛隊ヘリが山形から飛んできてくれました。
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収容作業に入り高度を下げると真っ白に。
警察や消防のヘリはここまで下がってきません。
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収容して飛び去って行きます。
やっぱりヘリってすごいな~と思いますが冬の山だとなかなか来れない天候が多いのです。
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周辺の地形等を把握の為、吾妻スキー場跡へ移動。
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スキー場跡はヤブがひどくて滑れないという話でしたが私は楽しく滑れました。
ヤブがだいぶ埋まったという事だと思います。

こぶし荘に戻り反省会等行い装備品の片づけなどして解散となりました。
10数年前は毎年のように参加していたのですがここ10年位は数年に1度の参加ペース、以前は民間が主体でしたが近年は警察さんが主体です。もちろん警察さんは仕事取り組まれているので山岳遭難にも力を注いでくれている事はありがたい限りです。民間は徐々に参加人数も減っていて寂しい限り、私も数年ぶりに顔を出したので全く大きな事は言えません。しかし登山者は自分のケツはなるべく自分で拭きたいという事でこうゆう活動にも完全ボランティアで取り組んできた経緯があります。本格的な救助技術はともかくとして民間救助隊員は少なくとも地元の山の情報を持ち悪天候でも山に入っていけるだけの技量は持ち続けて行かなければならないと思いますので今後も僅かでも協力できればと思っています。