登山用品 teku_teku の ブログ

「登山用品teku_teku」は 福島県福島市にある 小さな登山用品店です。

1/20(日)
天元台~若女平

同じ吾妻の高湯~家形ルートの予定があったのだが裏切って若女平へ。
というのは同行のS氏が家形ルートは面白くない!と言い、S嬢も若女平にチャレンジしたいと言ったので。
昨シーズンの12月は雪が無く修行になったが、それよりははるかにいいだろう。
しかしこの時期の若女平は滑り苦手な初級者にはちょっと大変かも、まあいつかは通る道、試練も仕方ないだろうなあ。私も遅めのシーズンインで2回目、軽くてちょうどいいし。

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天元台のロープウェイ・リフトを乗り継ぎ1800m、金はかかるが楽チン。
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樹氷原を登っていく。
ラッセルはそれほど深くない。
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真っ白でなにを撮っているかさっぱり。
コンデジ持ってきたけどやっぱりファインダー付きのカメラの方がいいですね。
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テレじゃなく山スキーで来ました。膝の負担を考え色々試してみないと。
TECビンは履けずに初々しい感じ、靴は軽く歩きやすいスポルティバの売れ残りです。
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相変わらず真っ白。
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シールのトップのプラパーツが破壊しバンドで補修。
この後はがれる事はなかったがこの補修作業で止まった時に方向感覚を失い小屋方向を間違えちょっとウロウロしてしまいました。
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装備の不備はシーズンインに出やすいので注意が必要です。
こんな時期にシーズンインしている私が遅いのですが。
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小屋に入って昼飯を食ってから若女の沢ルートを下ります。
西吾妻小屋の1階の戸が閉まっておらず雪が吹き込み放題、2階からの出入りは問題ありませんが、使用したらキッチリ閉めてほしいものです。小屋が傷んでしまいますよ。
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雪はなかなか良い感じ。
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若女平はまだ積雪が少ない感じでせっせと歩かないと進みませんでした。
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ヤセ尾根通過。初級者も板を履いたまま通過出来てエラいです。
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その後も小坂のトラバースとややテクニカルが斜面が続きます。
慣れていれば何でもありませんが慣れていないとけっこう大変かも。
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橋を渡って終了。S嬢頑張りました!

登りは問題ありませんでしたが天狗岩から小屋まで視界が無くルーファイが難しい、赤布は打ってありましたので視界があれば問題ないと思います。

下りは沢を1500くらいまで滑って若女平にトラバースと思ったのですが沢床が開いていたりうねって滑りにくそうだったので1600くらいからトラバースしました。
若女平はまだ積雪が少ない感じでヤブ&起伏がありトップは歩きが大変、ここの歩きで初めて使った山スキー靴で靴擦れしました。サーモ成型してなかったんで。でも歩きはテレの方がはるかに楽ですね。
滑った印象も私はテレでも山スキーでもそんなに変わらないかな~という感じです。慣れると山スキーの方が楽できるような感じはしました。まあ色々試してみたいと思います。
足首の骨折は受傷から5か月、すっかり治っていいと思うのですが登りも滑りも半分も回復していない感じです。もう若くもないという事でボチボチ慣らしていくしかないでしょうね。



1/13(日)
刈田岳
澄川スキー場~山頂/往復

遅いシーズンインで初スキー。
骨折後スキーを控えていましたがようやく復活しました。

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楽してリフトを使います。
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ヤブを抜けて進みます。もう一降り欲しい所。
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初級者含め総勢12名、大所帯です。
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初級者もだんだん歩き方が慣れてきました。
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何となく上部の視界が悪い感じ。
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避難小屋着。人数が多いので入りませんでした。
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山頂へ向かいます。
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参拝。やっぱりお釜は見えませんでした。
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凍てついた神社。
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シールをはがして滑ります。やさしいルートで。
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ここを滑りたかったな~。
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思ったより雪は良かったのですが、もう一発降って欲しいですね。

足首骨折してハイキング程度の山には行っていたのですが、どうもスキー靴を履くのがムムッて感じでしかもテレマークは足首負担が大きいかな~と思い、例年12月からスタートする山スキーを見合わせていましたがようやくシーズンインしました。実際滑ってみるとテレでもそれほど問題はなさそうですが膝の負担を考え今後は山スキー比率を増やしたほうが良いかな~と思っています。おくばせながら今シーズンもよろしくお願い致します!





新年は1/3(木)より営業しております。
本年もご愛顧いただけますよう宜しくお願い申し上げます。

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営業日につきましては
http://www12.plala.or.jp/teku_teku/
こちらteku_tekuHPに営業日カレンダーを載せていますのでご確認下さいませ。
宜しくお願い致します。

12月も半ばを過ぎ年末年始の営業についてお問い合わせをいただくようになりましたのでお知らせ致します。

 年末年始は12/30(日)から1/2(水)までお休みさせていただきます。
 新年は1/3(木)より営業致します。

teku_tekuHPに営業日カレンダーを載せていますのでご参考まで。
http://www12.plala.or.jp/teku_teku/

休みの多い店でご迷惑をお掛け致しますが、宜しくお願い致します。

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11/18(日)
万世大路と大杭甲山
R13米沢砕石入口~滝上橋~栗子隧道米沢側杭口~国土地理院栗子山への踏跡~稜線~大杭甲山~小杭甲山との鞍部~栗子隧道福島側杭口~二ツ小屋隧道~東栗子トンネル福島側杭口

teku_teku登山部恒例の忘年会前の山行企画で万世大路の峰越に大杭甲山を追加、総勢12名で行ってきました。

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日曜で米沢砕石さん休みなのでR13から少し入ったとこに車置かせてもらい歩きます。
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今回は要所要所でトンネル屋さんM氏の解説付き。
11/18が土木の日とは知りませんでした。土木遺産を探訪するには最適な日かも。
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万世大路を歩いて行きます。途中で山葡萄を収穫。
所々に排水を確保する溝堀工事がされていました。
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米沢側の杭口
正面が昭和、右側に明治時代の隧道があります。
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昭和の隧道入口。通行止めです、もちろん。
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明治の隧道入口。
右側にある沢を詰めていくのが以前行われていたイベントの峰越ルートです。
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我々は杭口の左側から踏跡を登ります。
昨年このルートで国土地理院の栗子山へ登っています。
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急登を頑張る!
国土地理院の栗子山をピストンしてきた方お二人とスライド。
マイナーピークですがこの時期マニアの考える事は一緒ですね。
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稜線に出ました。
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米沢盆地に向かって東北中央道が山々を縫っています。
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大杭甲山、地元では栗子山と言われている目立つピークです。
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ここからは踏跡も無し。完全ヤブへ突入しますので古カッパで。
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笹と低灌木、けっこう頑張らないと上がれません。
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後続が離れてしまうので途中で待っていたらトップがどこを通ったのかさっぱりわからないくらいのヤブで単独でヤブ漕ぎしたかのような達成感でした。
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大杭甲山に到着、眺めの良いピークです。
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大杭甲山山頂からの吾妻連峰。
国土地理院の栗子山には踏跡はありますが展望はあまりありませんのでこちらの方が登りがいのあるピークですね。
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昼飯を食うべくS氏が笹を刈ったら三角点らしき石柱がありました。
この時は三角点だと思い疑いは無かったのですが、後日大杭甲山には国土地理院の三角点は無く削除もされていないという事がわかりもっときちんと調べてくれば良かったかもしれません。
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小杭甲山との鞍部に下ります。
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ここもヤブで踏跡無し。低灌木が多い印象です。
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鞍部に着くとピンクテープばバッチリ、隧道右の沢からの峰越を示しているものです。
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本日teku部山行に初参加のK嬢、いきなりこんなヤブで申し訳ないと思ったのですが以外と好きそうで良かった。
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沢型を下って行きます。下りルートをちょっと心配していたのですがピンクテープがあり迷うことはありませんでした。沢の源頭を下る感じなので滑りやすい箇所があり注意は必要です。
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沢筋を下ります。ブナの葉もすっかり落ちました。
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ヌメリと落ち葉で滑りやすい箇所もあります。
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福島側の杭口に降りました。
オフのバイクが3台来ていました。
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排水の溝が掘られています。ボランティアにしてはそうとう大変そう。
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ひたすら歩いて二ツ小屋隧道。
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中はきれいなもんです。
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冬には氷柱ができるのでここまで来る人も増えたようです。もちろん福島側から。
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朝集合した東栗子トンネルの福島側へ着きました。
ちょうどボランティアでこの万世大路を整備されている方とお会い出来ました。頭が下がります。

この後車を回収して終了。M氏の解説付きで楽しく歩けました。
本当は山を越した苦労でトンネルってありがたいね、という話になるハズなのですが、私は山ヤなので山を越すのは全く大変と思わず楽しめて、後半の道路型を歩くのが全くシンドかったです。足が壊れているせいもあるけど。

この流れで今晩はteku部忘年会が盛大に開催されました。
近頃何故か酒豪揃い、私はあんまり飲みませんが。


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